(一社)藤沢駅周辺地区エリアマネジメントついて
私たち、(一社)藤沢駅周辺地区エリアマネジメントは、藤沢駅周辺地区において、様々なまちづくり活動を実践すると共に、市民や企業の皆さんの活動を支えていくことにより、当地区の活性化を図っていくことを目的とした“まちづくり団体”です。
発足の経緯
藤沢駅北口広場の改修計画等を契機に、駅周辺の活性化と新たな公共空間の創出に向け、藤沢市の主催により地権者および地元事業者が協働し、2016年9月に勉強会を立ち上げました。
勉強会では、駅周辺の活性化施策やまちづくりにおいて民間企業や市民の力を活かすための仕組みとして、エリアマネジメントの必要性を共有すると共に、各地での取組み内容の研究や藤沢駅周辺地区の課題認識や必要な取組みについて14回にわたり議論を進めてきました。
また、今後の公共空間活用のイメージを広く共有するために、サンパレットにおいて空間活用の社会実験を実施しました。
勉強会での議論や活動を経て、エリアマネジメント活動の推進に賛同頂いた民間企業の方々と藤沢市によってエリアマネジメント組織設立準備会を立ち上げ、エリアマネジメント組織の具体的な内容や事業計画、定款等の準備を行い、2019年12月12日に一般社団法人として、公共空間の活用を中心に藤沢駅周辺の価値を高めていく各種事業を展開していく団体を立ち上げました。
活動方針
私たちは、3つの活動方針を基に活動していきます。
- 活動溢れる公共空間の創出【つどう】
- 藤沢駅周辺地区の活性化を支えるパワーの創出【つなげる】
- 藤沢駅周辺地区を考える・学ぶ・理解する機会の創出【つたえる】
サンパール広場などの公共空間において、各種イベントやオープンカフェ、マーケットなどの事業を行います。
藤沢駅周辺地区で活動する方々、利用する方々のコミュニティ形成につながる事業を行います。
藤沢駅周辺地区に関する様々な情報を集めて発信する事業を行います。
エリアマネジメントとは
エリアマネジメントとは、「地域における良好な環境や地域の価値を維持・向上させるための、住民・事業主・地権者等による主体的な取組」と定義され、エリアにある空間資源や人的資源を用いて、エリアの価値向上に向けた様々な取組みを進めていく“まちづくりの仕組み”です。
近年は、様々な規制緩和により、公共空間の活用が可能となってきており、道路や広場などの公共空間を活用して、楽しく、魅力あふれる“場づくり”を行っている事例が増えてきています。
アーバンテラス/東京都千代田区 丸の内仲通り SAPPOROフラワーカーペット/北海道札幌市 札幌市北3条広場(アカプラ)ほか
道路にイスやテーブルを並べたオープンカフェや市民の手による広場でのアートイベント
エリアマネジメントの活動エリア
藤沢の取組み
藤沢でも既に、道路であるサンパレットを活用した取り組みが始まっています。私たちは、2019年にサンパレットにおいて、「藤沢Street Park」という取組みを行いました。コタツや遊具を道路上に展開し、多くの方々に楽しんでいただきました。